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数式シミュレーションソフトウェア群 caLara について、よくあるご質問 にお答えします。



Q1  このようなソフトウェアを作成した目的は何ですか。
 
数学(おもに高校数学およびその発展)にでてくる式や量に関して、イメージを持っていただくことです。


Q2  作成の切っ掛けはあるのですか。
 
 円と双曲線は形が大きく異なりますが、基本的な式で見る限りは、たった1つの係数の正負の違いだけです。 ならば、係数を1から−1まで連続的に変化させたとき、どのようにグラフの形は連続的に変わっていくのだろうか、 その変化の様子を詳しく見たいと思ったからです。


Q3  授業で利用するとしたら、どのような使い方が効果的だと考えているのですか。
 
 ほとんどのことは、従来からの「黒板とチョーク」で充分だと思いますが、変化や、量の実感はなかなか得られません。特にグラフは係数が異なるだけで見た目に大きく異なりますが、それぞれを単独のものとしてみるのではなく、連続したものとして見ることが理解を深めると考えています。また、量の実感については、たとえば、1000人の中から50人を選ぶ方法は、1000 C 50 という式で簡単に求められますが、9460461017585217846063722277728044918729694001668654064793569321343252697198115263280通りもあることの実感はわきません。このような計算は、桁数の限られた電卓ではとても困難です。
  caLaraソフトは、パソコンを用いることで「黒板とチョーク」を補うことを目的としています。ですから、授業の前や後に「ちょっと見せる」ことが効果的だと考えています。


Q4  プログラムの操作方法を教えてください。
 
 caLara の操作方法は、一部を除き、ほぼ統一されています( 参考図はこちら )。詳しくは、各プログラム左下の「 操作一覧 」をご覧ください。
 「個別ダウンロード 説明あり」のページの、個々のプログラムにつけられた概要の「・・・続き」でも操作方法をご覧いただけます。 


Q5  F10キーを押すと、プログラムが動かなくなることがあります。これはバグではないですか。
 
 ファンクションキー「F10」は、Windowsの特殊なシステムキーで、通常このキーを押すと、 プログラムのメニューバーにフォーカスが移ります。たとえ、そのプログラムにメニューバー が存在しなくてもです。その結果、プログラム処理が停止され動かなくなる場合があります。 そのような場合には、プログラムの画面上のどこかをマウスでクリックするなどして、 プログラムにフォーカスを移すことで元に戻ります。Windowsの仕様であり、プログラムのバグではありません。


Q6  タッチディスプレイに対応していますか。
 
 現在は、すべての操作についてタッチディスプレイ対応にはなっていませんが、 画面上での拡大や縮小など、一部には対応しています。 今後、対応できる機能を増やしていきます。


Q7  登録コードとは何ですか?
 
 caLaraの使用は、個人利用は無料ですが、組織的に業務上のサービスの一環として利用される場合には、 それなりの対価を求めるべきと考えています。
  登録コードは、正式にご登録いただいた証として発行させていただく「登録ファイル( regid.txt )」を、 caLaraプログラムと同一フォルダにおいていただくことで、タイトルエリアに常に表示されるものです。
  ユーザーは、いつでも、Web( http://calara.nsf.jp )上の「登録状況のご確認」欄にコードを入力していただくことで、 ご登録団体名や利用申請済のプログラムの確認をすることができます。
  「登録ファイル」を、他からコピーしたり、架空の登録コードに対するものを作成された場合、 表面上は登録されているように見えますが、登録コードで確認されれば正規でないことが誰にでもすぐに判ってしまいます。
  登録コードには、業務上のサービスとして未登録のままご利用され続けることへの抑止効果があるものと考えています。


Q8  個人利用ですが「未登録」表示のまま使うことに抵抗があります。個人でも登録はできますか。
 
 もともと「個人利用は無料」と明記していますのでお気にされなくてもよいとは思うのですが、 あえて正規登録をご希望される方には、登録ファイルを発行します。
  ただし、登録ファイルに対応した確認用フォルダをWebデータ上に用意したりの手続きが必要ですので費用が発生することをご理解ください。 必要な手続きは「組織的な利用」の場合と同じですが、登録コードを入力した場合に表示される登録団体名 (一般的には○○学校など)の欄にどのように表示させるか、個人情報に関わることですので、ハンドル名等のご指定をいただきます。


Q9  使っていたところ「ウイルスが発見されました。」との警告がでました。危険はないのですか。
 
 これについては、別途「ウイルス対策ソフト誤認識問題」に詳しく説明しているとおりです。caLaraプログラムがウイルスに感染していないことは確認済ですので、ご安心ください。 なお、お使いのウイルス対策ソフトの設定によっては、警告の際に「継続か削除か」等を 問うこともなく一方的に削除してしまっている場合があります。その場合には、再度ダウンロードしていただくとともに、 ウイルス対策ソフトの設定を「ウイルスらしきものが検出された場合、次の動作を指定する」ように変更してください。
 多くのウイルス対策ソフトは、その設定において「特定のフォルダを対象から除く」ことが可能です。caLaraプログラムを入れるフォルダを対象外としておくことで、煩わしさを避けることができます。


Q10  大変に種類が多いですが、よく似たプログラムもあるようです。それらを、まとめて1つにすれば、より便利になるのではないですか。
 
 caLara の基本的な目標は、「導入教材」または「確認教材」として、授業の前後に数分間見せることで、学習しようとすること(したこと)の「イメージづけ」をすることです。
  授業という時間の制約のある中では、パソコンを立ち上げる時間さえ惜しいですし、ましてや、立ち上げたあとで、いろいろな操作をしないと目的とする機能が得られないようでは、使いにくいと考えています。
  caLara の最大の特徴は、立ち上げれば、瞬時に使えるところにあります。そのため、ご指摘のとおりよく似たプログラムはありますが、あえて別々にしています。


Q11  caLara を、「数学T」「数学U」「数学V」・・・に分類して表示することはできますか。
 
 専用ランチャー(Ver.2) は、キーワードを自由に設定しての「絞り込み検索」が可能です。必要とされるキーワード(例えば、「数学T」「数学U」「数学V」・・・等)を、設定ファイルのキーワード一覧に追加するとともに、プログラムごとに、いずれかのキーワードを設定すれば、ご希望の分類により表示されます。なお、各プログラムについて、キーワードは複数設定できますので、いろいろな分類での表示が可能です。


Q12  caLara の種類が増え続けていますが、正式な利用手続きに際し「すべて(50本以上)」と登録した場合、今後、公開されるものも利用できますか。それとも、追加登録・追加利用料が必要となりますか。
 
 caLara は、個人利用の場合には無料ですが、学校・塾等の教育機関において、業務の一環として利用される場合には、台数に応じた利用料(1種類あたり100円)をいただいています。ただし、caLaraシリーズのうち、Windows PC 用(無印シリーズ)と、タブレットPC用( t シリーズ)の双方を合わせて 50種類を越えて利用される場合、「すべて」と登録していただきますと、それを越えての利用料はいただきません。
 そして、一度「すべて」と登録していただきますと、「無印シリーズ」および「 t シリーズ」として将来公開されるものについても、追加登録・追加利用料の必要はありません。


Q13  専用ランチャーについても登録は必要ですか。
 
 専用ランチャーについては、登録の必要はありません。ご自由にお使いください。


Q14  i-PAD を使っています。t シリーズが「タブレットPC用」とのことなので使ってみようとしたのですが、うまくいきません。
 
 「タブレットPC」と一口に言っても、使われているプラットフォーム( OS )には「 Windows 」や「 Android 」や「iOS」等いろいろな種類があります。現在の t シリーズは、そのうちの「 Windows 8 」に対応したものとなっています。グーグル端末をはじめとする「 Android 」用や、iPadで使われている「iOS」用には、別シリーズで対応させていただくこととなります。ご理解ください。(時期未定)


Q15  ダウンロード版でなく、CD版 や DVD版 としての提供はありますか。
 
 当面、CD版 や DVD版 として提供する予定はありません。(2013.4現在)


Q16  リナックスの上でカララソフトを動かすことはできますか。
 
 可能です。リナックス上で Windows用アプリケーションを動作させるプログラムに「Wine(ワイン)」があります。 すべての Windows用アプリケーションが動作するわけではありませんが、カララソフトは、一般用およびTシリーズいずれについても、メニュープログラムを含め全プログラムが動きます。 「Wine」はエミュレータではないため、Windows上で実行させる場合と比較して動作が重くなることもありません。 使い方は簡単です。「Wine」をインストールのうえで、カララソフトの実行ファイル(.exeファイル)を直接ダブルクリックしてください。



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